説得術知っていれば、説得しやすくなり、自分も説得されにくくなる
こんにちは。デミタスです。
件のパチンコ依存症の友人と話しましたが、やはり辞める気はないそうです。
それどころか、「いつか必ず借金をチャラに出来るほどの当たりがくる」
とほざいてます。
ギャンブラーの素質がありますね・・・まあいつか大当たりが来ることを願ってますよw
◆説得術
日本人は初めからストレートな要求を出すことが多いみたいです。
1万円貸してほしかったら、初めから1万貸してって言ってしまいますよね。
1回要求して相手がNOだったらそこで終わってしまいます。
どうすれば自分の要求を相手に受け入れてもらえるのか、世界中で説得術や心理学の研究、実験が行われています。論文も出て、書籍もたくさん出版されています。
たくさんあるテクニックの中からごく一部をご紹介します。
フット・イン・ザ・ドアとドア・イン・ザ・フェイス
です。
※既にご存知の方はスルーで構いません。悪しからず。
◆フット・イン・ザ・ドア
最初は小さな要求から始めていき、相手が承諾した後に
もっと大きな要求を出すテクニック。
◆ある団体が署名活動を行っていて、
1.署名お願いします→OKしてサインする
2.いくらか募金もお願いします→断りづらくなり募金する
一回相手の要求を受け入れてしまうと、その後に嫌な要求が来ても、断りにくくなるという心理を利用したテクニック。
・友達が「千円で良いから貸してくれよ」
あなたはまあ千円ぐらいなら良いかと思ってOKする。
→「ごめん、今月〇〇の引き落としがあるんだった。5千円貸してくれない?」
おそらく5千円を貸すことになるでしょう。
※理由をつけて話すと説得率が上がります。
とある実験があります。
「すいません、先にコピーを取らせてくれませんか?」
「すいません、急いでいるので先にコピーを取らせてくれませんか?」
前者が半数程度譲ってくれたのに対し、後者では94%の人が譲ってくれたというデータがあります。
理由付け脅威です。
1万貸してくれよ→今月生活が苦しいから1万貸してくれよ。の方が貸してくれる率が高くなります。
・ゴミ出ししていてくれない?
→ついでに掃除機もかけといてくれない?
ポイントは小さい要求から大きい要求へ
◆ドア・イン・ザ・フェイス
フット・イン・ザ・ドアとは逆に大きな要求から始めていき、相手が断ったところで
小さな要求を出すテクニック。
A「この商品は100万です!」
B「高い!誰が買うか!ふざけるな!」
A「ならば50万円でどうでしょう!?お値打ち価格です!」
B「うーん、でもまだ高いなあ・・・」
A「お客様には負けました!30万でいかがでしょうか!?こちらとしてもこのお値段が限界です!どうかお願いします!」
B「しょうがないな。30万なら買うよ」
例えば上記のような感じです。
最初100万円(大きな要求)を出してわざと断らせておいてから
小さな要求(50万→30万)を提示して、このくらいの要求なら良いかと思わせるテクニック。(本当は30万相当の商品を、最初バカげた値段を提示することで、安く思わせるごまかし)
人間は何度も断るのは罪悪感を生み出すらしい。
相手が譲歩してくれてるのだから、自分も譲歩しなきゃと思わせて要求を飲ませる説得術。
・5万円貸してくれよ→無理だよ。
じゃあ3万円貸して、今月きついんだよ。→3万でもこっちがきついわ。
分かった1万円だけでもお願い。今月生活苦しいんだよ。マジで頼むよ
しょうがねえな。
・毎日ゴミ出ししてくれない→やだよ。めんどくさい。
→じゃあ土日だけで良いから出してよ。
→しょうがないな。土日だけなら良いか。
・1時間は勉強しなさい→嫌だ!
→じゃあ30分間で良いからやってね。
ポイントは大きな要求から小さな要求へ
09フット・イン・ザ・ドア
ドア・イン・ザ・フェイス
+理由をつけるで説得率は跳ね上がる!